仙台生まれの仙台育ち、そして仙台の大学に通う
この春から大学生になりました。
女子大生になりました。なれました。
私は生まれも育ちも仙台で、ずっ----と仙台に住んでいます。
でも大学では、仙台を離れて関東のほうに行こうと思っていたんです。
だけど、私のすべてがこの町にあるので出ていくことはできませんでした。
申し遅れました、ミカコっていいます。
ずっと仙台の実家に住んでいて、一度も引っ越しもしていないので、この町は知り合いだらけで、知り合いを見かけないということはほぼ一日もありません。
高校の時はそのことに煩わしさを感じていて、この町を出るって思って受験勉強をしていたのです。
でも、
でも、
兄弟といえるくらいの大切な親友や、
初恋の人や、
部活の恩師や、
ピアノ教室の先生や、
学習塾の先生や、
小中高の学校の先生や、
もう数えきれないくらいの大切な人たちから離れていくのがほんとにつらくなって、
離れないでいっそのこと一生離れない、一生この仙台の街に住み着いてやる!!って気持ちが強くなって、地元の大学に行くことに変えました。
生まれ育ったこの仙台から離れると、もう帰ってこなくなってしまう気がして、そうするとそのあとは根無し草のように日本中をふらふらとすることになりそうで、そうしたら大切な人間関係を築くことはもうできない気がして。
それよりも、ここまで築き上げた人と人とのつながりを大切にして、この町に根付くほうが人としてまっとうな気がしたのです。
そんなことで、仙台に住み着きます。
今日はこのあたりでバイバイ。